こだわりの定義
感性を尊敬し合っているからチャレンジできた。
星野この度は、新事務所をカッコ良くリノベーションしていただき、ありがとうございました。テクイジデザインが新たに掲げるスローガン「Must be Cool 〜もっと感性を自由に。そして、思考と感性の融合したデザインを。〜」が実現できる、クリエイティブな空間になりました。 日内地ありがとうございます。星野さんにご満足いただけて、うれしいです。テクイジさんのリノベーションは、過去の施工例にはない、初めて取り入れたものもありましたし、感性を尊敬し合っている星野さんの事務所ということもあり、僕の中ではチャレンジの仕事でした。けれど、やり終えてみると、とても楽しい仕事をさせていただいたなと。僕の世界観を重視してくださったことに感謝しています。 星野それは僕も同じです。実際にリノベーションに着手してすぐに「業者選びのチョイスは間違っていなかった」と確信できましたからね。もともと日内地さんと感覚が近いと思っていましたし、そこが合う人なら細かいことを言わなくてもいい。ポイントを1つ言えば、10のことを返してくれるという感じで、その道のプロにお任せしておけば、想像以上のものができると分かっていましたから。だからあえて「こうして欲しい」ではなく、「どう思う?」と聞いて日内地さんがどう返して来るか試していた部分もあります。いやらしいですねェ、オレって・・・(笑)。
自分の世界観に染めようとする必要はない。
日内地あの質問にはそんな思惑があったんですね(笑) 星野すみません、試すようなことをして(笑)。でも思った通り、日内地さんは自分の感性からものを見て答えてくれましたよね。僕に寄せたり、押し付けたりはしなかった。たとえそれが僕の中にはなかったチョイスだったとしても、それ以上に良い提案をしてくれたので「じゃあそれで」となりました。イメージは変わりませんでしたし、ましてや質が落ちることもありませんでしたから、すべてが良い方へと進んで行ったと思います。 日内地ということは、僕の答えは間違っていなかったということですね。
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