いう選択肢ができた理由は星野さんと似ています。けれど、本格的に取り組もうと決めたのは、大きな災害があった後。災害に巻き込まれたとき、今の僕が物理的に家族を助けることができるだろうか?と、ふと考えることがあって。体力がなければ家族の元にも帰れない、体も動かないし力も出せない。精神力だって強靭でなければというようなことを考えたんですよね。それで、鉄人レースとも呼ばれるトライアスロンは、体力と精神力を鍛えるには最適だ!と。こう言うと意外と単純(笑)。
星野発想がおもしろいなぁ。僕も、ビジネスには体が資本だとランを始めましたし、理由の根本は結構みんな同じかもしれませんね。
大村でもやっぱり心が折れそうだったので、仲間とのお酒の席で「やるぜ!」と宣言して自ら退路を断ちました。こうして続いているし、日々トライアスロンのためにチャレンジしていることが楽しい。結局、好きってことですね。

トライアスロンにはビジネスのヒントがいっぱい

星野トライアスロンを始めてから、仕事で出会う経営者に、アマチュアとはいえないくらいのレベルや頻度でスポーツをしている方が、多いことを知りました。聞くところによると、トライアスリートも結構いるそうです。
大村ビジネスに通じるものがあるからでしょうね。トライアスロンはタイムマネジメント力やセルフプロデュース力など、ビジネスに必要なスキルが求められるところが似ているなと思います。けれど、ビジネスは自分たちの強みを出して勝負する、トライアスロンは苦手な種目もスキルアップして補いながら勝負する、という点は違っていて勉強になる。
星野ビジネスは得意分野ごとに仕事を分担したり、代わってもらったりできるけれど、トライアスロンはレースの途中で誰かに代わってもらうことができない。ひとりで全部やるか、分担し任せるか。この違いはすごく大きい。この思考のチェンジに、経営者はハマるんだろうなと。
大村まさに、ハマっていますね、僕。たまに「なんでこんなに