セッション初、女性ゲストは香りの女王

沙里sari=香り。運命の出会い。

星野沙里さんは「Coffee and Session」本編で初の女性ゲストなんですよ。 
沙里とても光栄です。星野さんと出会ってから、密かにこの機会を狙っていました(笑)。 
星野その気持ち、分かってましたよ。何と言っても、事前にファッションの打診をしてきた方も、シーンに合わせて着替えようと2着準備してきた方も初めてですから(笑)。
沙里ホントですか?! やだ、恥ずかしい。
星野いやいや、うれしいですよ。それだけ気合い入れて楽しみにしてくださったなん

て。これから「Coffee and Session」のスタンダードになるかもしれませんね。
沙里恥ずかしいですけど……楽しむことにします。よろしくお願いします。 
星野はい。ではまず、沙里さんと香りとの出会いを教えてください。
沙里20歳のとき、祖母とバリに行ったんです。そのとき、チャンパーという白い花の香りを嗅いだら、祖父の記憶が蘇ってきたんです。香りに記憶を蘇らせる力があるのだと、初めて体感した瞬間でした。それから、これもその旅行でのエピソードなんですけど、町のあちこちに“sari”と書いてある看板があったので、意味を聞いたら“香り”だと。自分の名前が“香り”という意味を持つなんて、これは運命だと思いました。この4日後には、イギリスのアロマセラピースクールの国際資格が取得できるスクールに入学届けを出していました。
星野人生を変える大きな衝撃だったんですね。動くしかないと思える出会いなんて、一生に一度ないかもしれない。それで今、調香師として活躍している。

 

香りが人との出会いをつなぎ、世界を広げる。

星野「Coffee and Session」で対談する人たちは、どこかしら皆、こだわりを持っていて、深いなと思う人ばかり。とても刺激になります。人との出会いがエネルギーの素になっているんだなと、セッションするたびに思います。
沙里 私もそう思います。香りをオーダーしてくださる人は、こだわりを持っている方々ばかり。私の知らない世界観や思考を持っていて、話していてとても楽しいし刺激になります。そういう経験をたくさんさせてもらってきて、人は財産だなと強く思っています。そうやって人をつないでくれる香りに、本当に感謝しています。
星野香りが沙里さんの世界を広げてくれたんですね。
沙里 そう思います。香りの師匠から「沙里の香りは言葉を越えるね」と言っていただいたことがあるんです。それを聞いたとき、言葉や文化の壁を越えて「良い香り」という感覚だけあれば、世界中つながることができるなんて、すごく素敵なことだなと思いました。
星野沙里さんは、香りのイベントなどで海外に招待されたり、日本だけでなく海外でも活動していますが、日本と海外では香りの感覚は違うんですか?
沙里 どうでしょう……。日本では、香りを「嗅ぐ」ではなく「聞く」という表現をすると知ったとき、日本人は素晴らしい感性を持っているなと感動しました。ただ鼻で感じるだけでなく、五感で、心で、「聞く」。その言霊にすごく惹かれて、日本人てすごい!と。けれどフランスに行って、調香するためのデスクを「オルガーノ(オルガン)」と言うのだと知ったとき、衝撃を受けました。調香する作業を音として捉えていること、そして日本人が「聞く」と表現する言葉さえもすぐに感覚として受け止められる、その感性に何とも言えない思いが込み上げました。まったく別の国に香りの勉強に来ていると思っていたのに、本当に世界は小さいなと。そういう意味では世界中どこでも、香りの文化が生まれたベースが違っても、香りに対する感覚や感性は同じだと思います。

沙里でも、こんなことを言うのはどうかと思うんですけど、調香師という肩書きにはこだわっていないんです。自分の名前が肩書きだと思っているので。
星野ああ。“sari”って“香り”のことでしたもんね。
沙里けれど、調香師の仕事は、自分を表現するツールのひとつであることは間違いありません。香りが人との縁をつないでくれて、今の自分があります。お仕事として調香のオファーをいただくようになって、より強く感じるようになりました。香りを通じて知らない世界に出会うことも多くあり、それらを追求していくことによってさらに香りと人のつながりが深まっていき、自分の世界も深まっている気がしています。香りの神様に応援されているのかなと思うほど。

リズムを生むため、あえて余白を残す。

沙里 今回、星野さんとフレグランスのセッションをするにあたって、ベースの香りをブレンディングしてきました。お味噌汁で言うと、出汁の部分ですね。仕上げとなる具の部分は、今日、星野さんに選んでもらいます。
星野それは楽しみ。どんな香りをブレンドしたのか知りたいですね。
沙里 詳細は後ほど。まずは先入観を持たずに、香りを「聞いて」みてください。
星野うん、スパイシーで、すごく好きな香りです。これで完成でもいいくらい。
沙里 ホントですか?! これでいいと言わせたい気持ちもあるので、うれしいんですけど……でも主役は星野さんですから。星野さんのチョイスする香りが加わって完成するよう、余白をわざと残してあるんです。
星野余白……僕もデザインするときに意識することだけど、調香するときとは少し意味合いが違うかな。
沙里 デザインの場合の余白は、どういった理由でこだわるんですか?
星野空間を意識する感じ。余白の使い方で高級感が出たり、目立たせたり、あとはリズムを出したり。

沙里 リズムを出す!まさにそれです。香りってリズムがあるんですね。トップで印象的な出会いをして、ミドルで馴染んで、ラストは熟成されていくというイメージ。この余白を星野さんにチョイスしてもらう香りで埋めることによってリズムが深まります。
星野なるほど。埋める、というのはデザインとは違う感覚だけど、そのプロセスがどう香りに影響するのかは興味があります。
沙里 私もです(笑)。星野さんにはこのまま完成でもいいと言ってもらえましたけど、やっぱり星野さんの個性を表現するには至っていないと思うんです。余白は、より星野さんという人を表現する香りへと昇華させる重要な部分だと思っています。自分の想像や感覚で調香するより、ご本人に好きな香りや気になる香りを選んでもらうと、さらにその人に近づけるし、寄り添う香りになるのかなと。
星野 他の人の感覚も取り入れると昇華するってことかな? その感覚、僕も最近デザインをしていて感じていることだから、すごく分かります。事務所を新たに改装して優秀なスタッフが集まって、一緒に仕事を手がけるチームもできてきて、これまでより良いデザインができているなと。自分のアイディアが昇華されていると感じるんです。以前は自分が手を動かしていたから、そういう感覚はなかったんですよね。けれど、今は違う。未来のテクイジデザインのカタチが見えて、ワクワクしています。

香りで心理カウンセリング?!

基本(ベース)の香りで内面まで丸裸。

星野僕のベースの香りは、どんなプロセスでつくっていったんですか?
沙里   魅力的な人と出会ったときは、いつも「こんな香りを聞かせたい」と想像しちゃうんです。星野さんも最初に出会ったとき、そう思いました(笑)。ですから今回オリジナルフレグランスのオーダーをいただいてから、ベースの香りをつくるのも、フィニッシュを想像するのも、本当に楽しくて!
星野楽しんでいただけて光栄です(笑)。
沙里最初の印象は、そのスタイリッシュでカッコイイ外見がかなり個性的で、とてもインパクトがありました。まさにテクイジデザインのイメージカラーの赤と黒。ですから、ブラックペッパーとジェニパー(檜科の実)といった強い香りで表現しました。特にジェニパーは、種がないと何も生まれないというイメージがあって、0(ゼロ)から発想する力を持っている人とか、人が集まってきて0が10になるという人としての魅力や吸引力といった部分を表現したくて加えました。グイグイいく男性的な部分を一番強く出してみました。
星野なるほど。でも、そのインパクトのある香りが、少しずつやわらかく変化してきたような……。
沙里はい。ここから徐々に星野さんの内面に移っていくイメージです。柚子とベルガモットの親しみやすいシトラスの香りで馴染んでいって、最後にぐっと内面を覗くと、カッコよくてスタイリッシュな外見の中に隠された優しさがある。そういう部分も見せたいなと思って、ジャスミンとイランイランのフラワー系の甘い香りで、星野さんの優しい部分を表現しました。そこに少しだけ、私の好きな黒文字っていう木の個性的なエッセンスも入れてみました。
星野“見透かされてる”感がハンパない!

星野好きな香りはこれとこれ、バニラとシナモン。
沙里では、これは檜なんですけど、どちらが好きですか?
星野こっち。
沙里葉の方ですね。なるほど……。今「聞いて」いただいた2種類の香りは、檜の葉と幹のエッセンスなんです。ちょっと心理テストをしてみました。
星野何、ナニ?……ぜひ、説明してください。
沙里「聞いて」分かったと思いますが、同じ檜なのに葉と幹で香りが全く違いましたよね? 想像通り、星野さんが葉の方を選んでくれてうれしいです。
星野それで、葉を選んだ僕の心理は?
沙里葉の香りを選ぶ人は、仕事に対して前のめりに、押せ押せで行っていることが多いんです。逆に幹の香りを選ぶ人は、檜風呂や檜の香りとしてリラックス効果をうたって世に出ているように、休息を求めている人が多いという傾向にあります。どちらを好むかは、実は日によって違うこともあるのですが、今の星野さんは仕事が充実しているだけあって、エネルギーに満ちあふれているんでしょうね。
星野なるほど。そう言われると、ここ最近は求める香りが変わってきていますね。アロマは以前から興味があって、アロマキャンドルなどで空間に香りを置いていました。以前はラベンダーやベルガモットなど、リラックス効果があるといわれる香りを求めていたんですよ。けれど最近は、今日「聞かせて」もらった檜の葉のような香りや、オリジナルフレグランスのベースの香りなど、スパイシー系の香りを好むようになっています。
沙里先ほど、最近仕事の進め方が変わって、自分のアイディアが周りの手によって昇華したデザインになっていると言っていましたよね? そういう仕事に対する姿勢や環境が、星野さんの深層心理も変えたのかもしれません。他に気になる香りはありませんでした? 
星野それがですね、非常に気になっている香りがあって……これなんです。

今は仕事に前のめり、イケイケ!の時期。

星野さて、そろそろ香りのチョイスに移りましょうか? チョイスした香りがどんな変化をもたらして、どんな香りになるのか、楽しみです。
沙里本当の星野さんに近づいていきますよ。
星野ところで、出会ったときと今、僕の印象は変わりました?
沙里ふふ。それを確かめるために、これから香りを選んでもらうんです。
星野うわ、怖っ!!
沙里固くならずに、楽しんでくださいね(笑)? まずは個々の香りを「聞いて」、好きな香りや気になる香りがあったらそれらを組み合わせて「聞い」たり、ベースの香りと一緒に「聞い」たりしてみてください。単独の香りが好きでも組み合わせで香りの感じ方が変化するので。今回用意したのは、星野さんの個性を引き出しつつ、ベースの香りとの相性も考えた香り。ジンジャー、シナモン、クローブ、フェンネル、バニラ、槙です。――どうですか?

 

本能で選んだ香りは今の自分が持つ魅力。

沙里あはは!クローブ!先ほど星野さんが席を外した際、もしかしたら星野さんはクローブの香りが好きかもしれないと聞いていたんです。先日、お料理の撮影をされた際、八角やクローブなどの香辛料の香りを「いい匂い」だと言っていたとか。だから、もしかしたらと。それに、私もベースの香りの中に入れようと思っていた香りだったんです。けれど、かなり個性の強い香りですし、ここは星野さんの感性に委ねようかな、と思っていたのに、やっぱりチョイスしてしまったんですね(笑)。
星野うーん、でも、気になるけど、好きってわけじゃない。でもすごく気になって、意識的にチョイスさせられているという感覚。だからあえて入れてみようと。これは絶対外してほしくない。
沙里さんを悩ませておいて何ですけど、僕は難しい方をチョイスする習性を持っているみたいなんです。今までも、与えられた道やすんなりいける道は選んで来なかったんですよ。Rock的反骨精神というか・・・。それが遠回りになっても、自分で切り開きたいという気持ちが常にあって。ファッションに例えると、これは絶対自分に似合うという服よりも、これはちょっと難しい冒険かなという服をチョイスして、着こなすための方向性を探る。クローブの香りをチョイスしたのも、同じ理由。

 

     

沙里あ、その感覚、すごく分かります。香りの道へ進もうと思ったとき、資格をとるのはとても難しいと聞いていましたが、遠回りをすることになってもあえて挑戦する道を選びました。私はクローブの香りが大好きなんですけど、クローブってそういう、チャレンジする方が好む香りなんですよね。 
星野なるほどね。この香りの個性は伊達じゃないってことですか。
沙里香りって、自分の確認のようなことができるものだと感じていて、檜の葉と幹の香りも、クローブの香りも同じです。星野さんはいつも単純じゃない方を選ぶと言っていましたが、まさにクローブってそういう性質があるんです。
星野クローブは何か、訴えかけてくるものはありましたね。バニラ、好き。檜の葉、好き。クローブ、面白いな。という感じで。 
沙里香りの前では嘘はつけないと、私は常々思っています。すごく疲れていて今すぐ寝たいと思っている人が、檜の葉の香りを選んだら、まだエネルギーが残っているんだと分かる、とか。香りは直接本能に訴えかける五感のひとつなので、思考を飛び越えていきますよね。
星野クローブの話を聞いて、本能に訴える香りは“生き様”を表すんじゃないかと思いました。香り、面白いですね。

香りは音楽。

香りの印象が音になって降ってくる。

星野調香師である沙里さんにとって、香りの醍醐味は何だと思いますか? 
沙里香りをブレンディングしていて面白いなと思うのは、本当に分量のさじ加減で印象がガラリと変わるところ。エッセンスの持つ1滴の生命力に魅力を感じますし、それをどう調和させ個性を出すかというところに、醍醐味を感じます。ワークショップを体験してくださった方は分かると思うのですが、同じレシピでブレンディングしても、人によって違う香りになるんです。それを体感していると、目に見えない力を感じます。よくお料理

で、最後のスパイスに愛情を入れて、なんて言いますよね? それ、本当にあると思うんです。実際に香りがそうですから。本当に人の想いって入っちゃうんだ!と。そういうところも楽しいです。 
星野想いが入るって、音楽にも似ていませんか? 
沙里そうですね、音楽も想いをのせて奏でるものですから。ベースの香りを音楽で例えると主旋律、そこに加えてもらおうと「聞いて」もらった香りは、ビート。ビートが入ったら絶対にカッコ良くなるでしょう?。
星野おおー、音楽に例えるとよりスタイリッシュになりますね(笑)。沙里さんが調香するとき、インスピレーションはどんな風に浮かんで、イメージはどうやって膨らんでいくのか、とても興味深い。
沙里インスピレーションは、香りが音になって降ってくるという感覚ですね。私にとっ

て音は、調香するときに欠かせないものです。いろいろなエピソードやバックボーンを知ることで、音が混じり合って和音やリズムがつくられていくことで、イメージが膨らんでいきます。
星野 それは、持って生まれた才能ですよね。もしかして、絶対音感を持ってます?
沙里 はい。だから、というわけではないと思いますけど、音符に変換されることが自然なこととしてあるというか……。先日も、満月の日に抽出した黒文字の香りを「聞いた」瞬間、弦楽器のbフラットの音が浮かんできたり。柑橘系の香りは管楽器の音に変換されたり。極めつけは、幼少の頃、人の話す言葉すら音符になって聞こえていたという(笑)。
星野 それって、例えば「あのね」という言葉が「ドレミ」に聞こえるとか?
沙里 はい(笑)。すぐに音楽の世界に入っちゃって、ちょっと変わった子どもだったと思います。
星野 そんな頃から類い稀なる才能というか、素晴らしい感性をもっていたってことですよね。音符に変換されることが当たり前なんですね。
沙里 無意識に、そうなってしまうんだと思います。
星野 それに、沙里さんと話していていつも思うのは、言葉のチョイスがいちいち深いなと。語彙が豊富というありきたりの表現じゃ足りない。音楽を嗜んでいたからか、日本語の繊細なニュアンスを心のままに感じ取って、それを伝えているからスッと心に落ちてくる。
沙里 とてもうれしい褒め言葉です。香りと共にあるおかげです。
星野 そんな沙里さんにとって、香りとは?
沙里 音楽です(笑)。

〜後日談〜

“オレグランス”は甘い余韻のスパイシーな香り。

星野 できましたか!星野フレグランス。
沙里 私にとってチャレンジとなる調香でしたけど、面白い香り、想像以上に素敵な香りになったと思います。これは、ぜひ手首につけて「聞いて」ください。星野さんがつけた時、どんな香りに変化するのか、とても興味があるので。
星野 つける人によっても変化するものなんですか?
沙里 はい。その人の体温や香りで変化します。
星野 おっ!この間よりちょっとマイルドになってるかな? でもファーストインスピレーションはスパイシーですね。うん、やっぱり好きです。
沙里 少し時間をおいてから、香りの経過を感じてもらえると、ちょっと驚きがあるかもしれません。
星野 あ、甘い香りが表れてきましたよ。これは、バニラ、ですか?
沙里 そうです。星野さんが選んだ香りが、移り変わる香りを面白いものにしてくれたんじゃないかなと思います。
星野 僕を表現した香りだと思うと、やっぱりうれしいですね。テクイジのスタッフも、仕上がりを楽しみにしているんですよ。「星野さんのオリジナルフレグランスだから“オレグランス”ですね」なんて言って(笑)。
沙里 星野さんが広告塔になっていただけるのを期待しています(笑)。
星野 これから“オレグランス”をつけて、“これが俺です”と香りを「聞いて」もらって挨拶することにします。今回は本当にありがとうございました。大切に使います。
沙里 リピートをお待ちしています(笑)。

12-1

出会いは、私の大好きな方が「ボルサリーノ」のハットを素敵に身に付けていたこと。もともと帽子は好きで、友人にオリジナルで帽子をオーダーしていたほど。しかも彼女の作る帽子は生地がフランスのものだったりと、素材からこだわり、そこにストーリーがあることが素敵だなと思っていました。そんなときに出会った「ボルサリーノ」のハット。まず身に付けている方の魅力を引き出していることに惹かれたわけですが、ファンになった最大の要因は、150年受け継がれているクラフトマンシップ。 “効率のために、いかなる品質を犠牲にすることもできない”“高級を織り込むために、あえて伝統的な機械、道具を使い続ける”。この言葉は、琴線に触れるという表現では足りないほど、心を動かされました。それから好んで「ボルサリーノ」のハットを集めてしまっていますね。

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「今回撮影にご協力いただいたお店」

cafe & restaurant 連理 〜LENRI

欧州の古城を彷彿とさせるカフェ&レストラン。「連理の木」をシンボルに、季節のハーブや果実が育てられている自家菜園では、ブルーベリー狩りなども楽しめます。ゆったりとした上質の空間で、自家菜園で収穫したハーブや果物を使った尾上シェフの料理をいただきながら、極上のひとときを堪能できます。

Data

静岡県浜松市北区都田町8501-2
T 053.428.7000/木曜定休
Open 11:00~22:00
http://lenri.com

  • Design tekuiji DESIGN
  • Photograph Indigohearts
  • Writer writer Moki